2008年11月26日水曜日

原監督に提言:打率と機動力重視のWBCサムライ・ジャパン・スターティング・オーダー

WBCに出場する殆んどの国がキューバを除いて大リーグ選手を中心にチームを構成すると考えられる。大リーグ選手相手に力で勝負しようとしても、日本選手の身体能力では限界があるような気がする。また、短期決戦では長打より確立性が重視されるのがセオリーである。前回のWBCではアレックス・ロドリゲスやデレック・ジーター選手までもがバントをしていた。前回の大会で日本が優勝できたのも、確実な繋ぎに徹した打撃と機動力が上手くかみ合ったためではないかと推察する。そんなことから、機動力を重視した場合の侍ジャパン・メンバーを組んでみた。相手ピッチャーは相当ランナーに神経を使うこととなり、打率も上がるのではないかと考えられる。繋いで走って、細めに得点を積み重ねる戦略である。とりあえず、キャッチャーに機動力を望むのは難しいので、城島にはバント練習を頑張ってもらいたい。

登録選手枠27人中、12人がピッチャー、2人がキャッチャーで埋まるとすると、残る13人を内野手と外野手が占めることとなる。そこで、とりあえず、以下の13人を推薦したい。

内野手(7人)
1.右打ち 中島裕之(三)、西武、打率.331、本塁打21、盗塁25
2.両打ち 西岡剛(遊)(二)、ロッテ、打率.300、本塁打13、盗塁18
3.左打ち 川崎宗則(遊)(二)、ソフトバンク、打率.321、本塁打1、盗塁19
4.右打ち 栗原健太(一)(三)、広島、打率.332、本塁打23、盗塁5
5.両打ち 松井稼頭央(二)(遊)、ヒューストン、 打率.293、本塁打6、盗塁20
6.左打ち、本多雄一(二)、ソフトバンク、打率.291、本塁打3、盗塁29
7.右打ち、片岡易之(二)(遊)、西武、打率.287、本塁打4、盗塁50

外野手(6人)
1.左打ち イチロー、シアトル、打率.310、本塁打6、盗塁43
2.左打ち 青木宜親、ヤクルト、打率.347、本塁打14、盗塁31
3.左打ち 赤星憲広、阪神、打率.317、本塁打0、盗塁41
4.両打ち 福地寿樹、ヤクルト、打率.320、本塁打9、盗塁42
5.左打ち 栗山巧、西武、打率.317、本塁打11、盗塁17
6.右打ち 内川聖一、 横浜、打率.378、本塁打14、盗塁2(打率が高い為)

その上で先発オーダーを組んでみるとこんな感じでしょうか。
1.(中)左打 青木宜親、ヤクルト、打率.347、本塁打14、盗塁31
2.(左)両打 福地寿樹、ヤクルト、打率.320、本塁打9、盗塁42
3.(右)左打 イチロー、シアトル、打率.310、本塁打6、盗塁43
4.(三)左打 中島裕之、西武、打率.331、本塁打21、盗塁25
5.(一)右打 栗原健太、広島、打率.332、本塁打23、盗塁5
6.(遊)両打 松井稼頭央、ヒューストン、 打率.293、本塁打6、盗塁20
7.(DH)右打 片岡易之、西武、打率.287、本塁打4、盗塁50
8.(捕)右打 城島健司、シアトル、打率.227、本塁打7、盗塁2
9.(二)両打 西岡剛、ロッテ、打率.300、本塁打13、盗塁18